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菊池 康之; 中川 庸雄; 高野 秀機; 向山 武彦
日本原子力学会誌, 36(3), p.211 - 220, 1994/03
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)アクチノイド核種の中性子核データの現状をレウ゛ューする。主要アクチノイドに関しては、非弾性散乱断面積や核分裂スペクトル等に問題を残してはいるが、長年の懸案事項はほぼ解決された。一方マイナーアクチノイド、特にアクチノイド専焼炉で重要な核種に関しては、まだ満足できる状況ではない。これを解決するために、ThからEsまでの89アクチノイド核種のデータを収納するJENDL Actinoid Fileを作成する。マイナーアクチノイドの核データ検証のため2種類のベンチマークテストについて述べる。1つは使用済燃料解析であり、JENDL-3がPuやAmの生成量予測においてORIGEN-2より高い結果を与える。FCA IX炉心で測定された反応率や中心反応度価値によるベンチマークテストでは、JENDL-3の問題が指摘された。マイナーアクチノイドの核データを改善するためには、実験、理論両面からのさらなる努力が必要であろう。